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ネット環境の導入に合わせてしたい空室対策

公開日：2021年7月27日｜更新日： 2024年9月30日

全国賃貸住宅新聞が出している2020年度人気設備ランキングでは、単身者向け物件・ファミリー向け物件ともに「無料インターネット」が1位となっています。もはや必須級だともいえるインターネット設備ですが、他物件と差別化を図るためには、そのほかの設備も併せて導入するとよいでしょう。

この記事では、インターネット導入サービスと併せて空室対策に利用できる設備をまとめています。

防犯カメラ

セキュリティ意識が高まっている近年では、防犯カメラがあるマンション・アパートに人気が集まっています。防犯カメラは証拠映像を残せるだけでなく、犯罪やルール違反の抑止力にもなるため、設置するだけで一定の効果があります。

ドアに取り付けるだけで使える電子錠・スマートロックは、設定したスマートフォンやICカードなどで施錠・開錠ができる設備です。遠隔操作ができるほか、専用のアプリを通して渡せる合鍵には、利用制限がかけられるため、防犯対策としても有効です。

モニター付きインターホンは、訪問者を事前に確認することができるため、防犯対策として効果的です。また、配線工事不要で後付けできるインターホンもあるため、既存のマンション・アパートにも設置することができます。

共用エントランスの扉が閉まると自動ロックがかかるエントランスオートロックは、防犯性能を求める人から人気の設備です。モニター付きインターホンと組み合わせることによって、セールスや不要な訪問をシャットアウトすることもできます。

モノをインターネットにつなげられるIoTに対応した家電は、スマートフォンやAIスピーカーと連携させることで遠隔操作することが可能です。また、比較的新しい技術であることから、導入している物件の数はまだ多くなく、他物件との差別化も目指せます。

ガスや電気などのライフライン会社を切り替えることで、光熱費の安い物件としてアピールすることができます。また、切り替えることを条件に設備を無償貸与している会社も多く、オーナーさんの負担なしで設備を充実させることも可能です。

マンガ・動画配信サービス・ケーブルテレビなどは、無料インターネットと組み合わせることで、おうち時間や外でのすきま時間に娯楽を楽しんでもらうことができます。それにより、入居者さんの満足度向上効果が期待できます。

近年、生活スタイルの変化にともなって、コンセントの増設の需要が増えています。コンセントを増設するときは、入居者の世代や人数に合わせて増設しましょう。差込口を増やすだけであれば、費用も工事時間もそれほどかかりません。